Summary
- 1. 強皮症の真皮には有意なマスト細胞数の増加を認めた.
- 2. SSc真皮マスト細胞数は,
 - 皮膚硬化
 - PAH
 の病勢と相関し,マスト細胞の皮膚線維化とPAHへの関与が示唆された.
- 3. SSc-PAHでは肺動脈周囲に多数のマスト細胞を認めた.
- 4. -SSc真皮
 -SSc-PAH肺動脈周囲
 に存在するマスト細胞は重要な線維化サイトカインであるTGF-b1とPDGFを産生した.
強皮症病態形成におけるマスト細胞の関与

湯川リウマチ内科クリニックの院長、湯川宗之助医師がThe Japan Timesの次世代のアジアを担うリーダー100人に選ばれました。
【The Professionals】湯川リウマチ内科クリニックの院長、湯川宗之助医師がThe Japan Times紙(ジャパンタイムズ紙)より取材を受けました。
RESEARCH PERFORMANCE.7
○湯川宗之助1), 山岡邦宏1), 澤向範文1), 島尻正平2), 齋藤和義1), 田中良哉1)
1)産業医科大学医学部第一内科学講座
2)産業医科大学医学部第二病理学講座

